イベント情報を公開しました
2023年春以降のイベント情報を公開しました。
今後随時情報を公開します。
詳細はこちらよりご覧ください。
【5/18追記】募集定員に達したため、申込受付を締め切りました。
高島トレイルサポーター養成講座のお知らせです。
高島トレイルは琵琶湖と日本海を望みながら中央分水嶺を歩いていただくトレイルです。その素晴らしさは豊かな自然や風景はもちろん、その標高は1,000mにも満たない山域であることから、昔から人との関わりも深く、京の都や近江と若狭、北陸とを繋ぐ街道として歴史の中にも度々登場します。
自然をより身近に感じることで、日本海側多雪地帯の西限、南限に分布するためにたくさん見られる花や、日本海から流れ込む湿気を多く含んだ雲に覆われることが多いことを要因として分布しているキノコ、またおにゅう峠の林道沿いでは中生代に海底で形成された放散虫の化石を含む地層を楽しむことができます。高島トレイルのもっと多くのことを知るとトレイルを歩くことがさらに楽しくなるという情報などを、この養成講座ではお伝えしたいと思っています。
もちろん高島トレイルで知っていれば助かる山の技術をご教授します。さらに豊かなブナの森は水源の森とも言われ、琵琶湖の自然生態系を守る貴重な自然でもあるため、カヤックから高島トレイルを眺めながら琵琶湖の知識もお伝えします。
最後は国際山岳ガイド角谷道弘さんの講義を予定しております。養成講座を修了していただいた方には、高島トレイルのサポーターとして高島トレイルの情報発信やトレイルの整備、ツアーなどイベントのサポートをしていただければと思っています。
高島トレイルの北の玄関口愛発越えから海津の東山から海津大崎までのルートを繋ぎ、朽木の桑原橋から白鬚神社までを繋ぐと琵琶湖から高島トレイルを通って高島の山を巡ることができます。白鬚神社と海津大崎などの観光地を、琵琶湖を使ってカヤックで巡ったり 、自転車ならぐるっと一周することも可能になります。このような調査にもご協力していただけるとありがたいと思います。受講料は1回500円、トレイルマップとガイドブック、さらには赤坂山の自然ガイドブックもついてきますので、とってもお得です。開催日は5月30日から来年の3月までの7回となっています。コロナの時期でもあり、どうしようかとも思いましたが、10名という少人数で基本は野外で、こういう時期だからこそより深く知ってもらえる事業、次に繋がる事業として実施することとしました。是非ご参加ください。
▼お申し込み先
〒520-1501高島市新旭町旭1-10-1
びわ湖高島観光協会
TEL:0740-33-7101(担当:吉田)
FAX:0740-33-7105
Mail : biwako@takashima-kanko.jp
山野草情報(2021/4/3更新)
マキノ自然観察倶楽部さんより、1日(木)に愛発越から赤坂山を経由してマキノ高原までの登山道点検整備と、花の開花状況のレポートいただきました。
登山道点検・整備、お疲れ様でした。
今日は、4月からの高島トレイルの登山道整備の事前点検に行ってきました。今年は桜のように例年になく花が咲き、山の花についても問合せが多いとのことで花の開花状況もチェックしてきました。今回は高島トレイルの北のスタート地点の愛発越えから乗鞍岳、黒河峠、赤坂山を経由して自宅まで周回してきました。今日はノコギリだけを持って行ったので、登山道をふさぎ、通行が出来ないようなものだけを除去してきました。位置的には北の方になる愛発越えから黒河峠までは残雪は少なく、タムシバ、アセビ、ヒサカキ以外では、バイカオウレン、ショウジョウバカマ、アブラチャンが少し咲き、北尾根からはカタクリの葉が見られ、マルバマンサクも見られました。乗鞍岳からは陽当たりのいい所ではトクワカソウが見られ、猿が馬場からはトクワカソウがたくさん見られました。黒河峠からは中々花が見られず、陽当たりのいい所では、トクワカソウが少し咲いていましたが、例年のように三国山の分岐から明日の禿まではかなり雪が残っている所もあり、トクワカソウが咲くまではしばらくかかりそうです。明王の禿手前からのカタクリもまだ葉が出たばかりです。赤坂山から粟柄越えからはまだ花はなく、粟柄峠から残雪を越えて、下った所にトクワカソウが少し咲いていました。堰堤の手前辺りでは、ミヤマカタバミ、スマレサイシンが見られました。堰堤より下では陽当たりのいい所でトクワカソウが見られました。オオバクロモジを見ながら、牧野遊歩道への分岐辺りからは、シハイスミレ、山陰型タチツボスミレ、ショウジョウバカマが見られ、牧野林道を降ってくるとオオイワカガミ、ヤマザクラを見ることが出来ました。
この度、多くの登山愛好家の皆様に高島トレイルを知っていただき、より楽しんでいただくことを目的に、高島トレイル公式ガイドブック第2版を作成しました。
高島市内を全長約80kmにわたり縦断する高島トレイルは、日本海側と琵琶湖側の境界である中央分水嶺であり、多くの動植物が確認できる豊かで多彩な自然を有しています。
古くは若狭と京都を繋ぐ鯖街道の一部であり、また日本海へと続く数多くの古道として利用され、地域の皆様によって大切に受け継がれてきました。
また、琵琶湖の水源の森として現在も重要な役割を果たしており、琵琶湖を利用する方々の生活を支えています。
ガイドブックでは、トレイルの数多くの見どころや、宿泊施設、観光スポットを紹介しています。愛発越から三国岳までの80kmのトレイルを14分割で歩いているかのようにイメージができ、高島トレイル花図鑑や、歩く際のルールとガイドラインなども掲載しました。
既に歩いたことのある方も、これから歩いてみようと思う方も、ぜひ一度手に取っていただき、高島トレイルの魅力を感じいただければと思います。
〇 価格:1,000円(税込) A5判カラー刷 50ページ
〇 販売場所:道の駅藤樹の里あどがわ、道の駅くつき新本陣
道の駅マキノ追坂峠
マキノ高原、マキノ物産会館
グリーンパーク想い出の森
マキノツーリズムオフィス(JRマキノ駅観光案内所)
たかしま・まるごと百貨店(高島市観光物産プラザ内)
水の郷マキノオンラインショップ(インターネット販売)
NPO法人高島トレイルクラブ(郵送販売)
※高島トレイル詳細マップも郵送できます。
◇郵送販売の、NPO法人高島トレイルクラブはこちらからお申し込みください。
◇メッセージ本文に以下の入力をお願いします
・郵便番号
・ご住所
・ご連絡先(携帯電話等)
・ご注文部数
高島トレイルをご利用いただきありがとうございます。
ご迷惑をおかけしておりました、ツアーのお申込み・お問い合わせシステムにて障害が復旧いたしました。
ツアーのお申し込み・お問い合わせは、通常のとおりお願いいたします。
この度、多くの登山愛好家の皆様に高島トレイルを知っていただき、より楽しんでいただくことを目的に、高島トレイル公式ガイドブック第2版を作成しました。
高島市内を全長約80kmにわたり縦断する高島トレイルは、日本海側と琵琶湖側の境界である中央分水嶺であり、多くの動植物が確認できる豊かで多彩な自然を有しています。
古くは若狭と京都を繋ぐ鯖街道の一部であり、また日本海へと続く数多くの古道として利用され、地域の皆様によって大切に受け継がれてきました。
また、琵琶湖の水源の森として現在も重要な役割を果たしており、琵琶湖を利用する方々の生活を支えています。
ガイドブックでは、トレイルの数多くの見どころや、宿泊施設、観光スポットを紹介しています。愛発越から三国岳までの80kmのトレイルを14分割で歩いているかのようにイメージができ、高島トレイル花図鑑や、歩く際のルールとガイドラインなども掲載しました。
既に歩いたことのある方も、これから歩いてみようと思う方も、ぜひ一度手に取っていただき、高島トレイルの魅力を感じいただければと思います。
〇 価格:1,000円(税込) A5判カラー刷 50ページ
〇 販売場所:道の駅藤樹の里あどがわ、道の駅くつき新本陣
道の駅マキノ追坂峠
マキノ高原、マキノ物産会館
グリーンパーク想い出の森
マキノツーリズムオフィス(JRマキノ駅観光案内所)
たかしま・まるごと百貨店(高島市観光物産プラザ内)
水の郷マキノオンラインショップ(インターネット販売)
NPO法人高島トレイルクラブ(郵送販売)
◇郵送販売の、NPO法人高島トレイルクラブはこちらからお申し込みください。
◇メッセージ本文に以下の入力をお願いします
・郵便番号
・ご住所
・ご連絡先(携帯電話等)
・ご注文部数
高島トレイル等でのトレッキング自粛解除のお知らせ
国は5月25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の全面解除を発表されました。滋賀県では、緊急事態宣言がすでに解除されいましたが、県をまたぐ移動を5月31日まで引き続き自粛を呼び掛け、高島市においても観光施設や主要な登山口の駐車場は、引き続き5月31日まで閉鎖しておりました。
皆様には、自粛要請の重要性をご理解いただき、長期間に渡りご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
これらの自粛要請につきましては、6月1日に解除し、閉鎖していました登山口の主要な駐車場や施設も再開することとなりました。
しかし、予想される第2波、第3波の感染拡大防止に向けて、先に山岳四団体より発表されたガイドライン(指針)を準用させていただき、高島トレイル等でのトレッキング自粛を解除いたします。
新型コロナウイルス感染の危機は常に存在します。引き続き、皆様のご理解とご協力をお願いします。
出典:山岳四団体
公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会
日本勤労者山岳連盟
公益社団法人 日本山岳会
公益社団法人 日本山岳ガイド協会
記
「自粛」要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン
感染させない、感染しないために
1.近距離(100km圏内程度)でできるだけ都道府県を跨がない日帰り登山から始めましょう。
2.体調不良(平熱を超える発熱、悪寒、倦怠感、息苦しさ、咳等)での登山は止めましょう。入山後にコロナ感染発症すると命に関わり、救助隊、収容先地元医療機関 に多大の迷惑を及ぼします。
3.登山は、少人数で行いましょう。(パーティーは、当面5名以内で。)
4.自粛期間中、季節や地震による山容の変化、登山道の荒廃など思わぬ危険が潜んで います。十分な登山ルートの下調べと地図、コンパスの持参、登山届けは必ず提出 し、家族にも残しましょう。
5.登山中でもマスクを着用しましょう。マスク着用時は、熱中症及び脱水には十分留意し、こまめに水分摂取を心がけましょう。
6.登山、クライミングジムでのソーシャルディスタンスを守りましょう。 一般的には2メートル前後ですが、登山中の場合は、さらに距離が必要と言われて います。また、クライミングジムでは建屋構造、利用人数等で制限がありますので、 ジムの指針に従って行動してください。 咥えロープ、滑り止めなどもジムの方針に従ってください。
7.登山山域内での買い物や、下山後の呑み会等も地元住民への感染防止の観点から控 えてください。食材、飲料、緊急食などは出発前に揃えておきましょう。
8.自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう 今回の世界的新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延により、社会構造、経済が大 きく変化し、それに対応する新しい生活様式の確立が必要になりました。登山もスポー ツクライミングも新しい視点からの活動指針が必要です。 山岳四団体でも皆様方のご協力を得ながら、安心で安全な山岳スポーツの再興を目指 し努力してまいります。 自粛期間中の皆様のご協力に重ねて厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました。
以 上
山野草情報(2020/5/28更新)
登山の自粛要請期間中に出来ることをということで、高島トレイルクラブのスタッフ研修会をしました。赤坂山では、春の花が見頃であることから、今見られる花を中心に赤坂山の花の観察、調査をしてきました。天気もよく、珍しい花も見ることが出来ました。
今日見られた花 2020.5.28
コナスビ、ハナニガナ、ニガナ、オニタビラコ、マムシグサ、デワノタツナミソウ、ミズタビラコ、ツタウルシ、ツルアジサイ、フジ、サワフタギ、タンナサワフタギ、ベニドウダン、ウスギヨウラク、ミヤマガマズミ、オオバキスミレ、サラサドウダン、ヒメシャガ、ユキザサ、ユキグニミツバツツジ、レンゲツツジ、ツボスミレ、ナンキンナナカマド、ナナカマド、ヤマグルマ、ツクバネ、ヤマボウシ、フジ、ホオノキ、コアジサイ、ムラサキサギゴケ
山野草情報(2020/4/8更新)
マキノ自然観察倶楽部さんより、7日(火)に黒河峠から赤坂山を経由してマキノ高原までの登山道点検整備と、花の開花状況のレポートいただきました。
登山道整備、お疲れ様でした。
登山道で道幅がなくなり谷側に落ちそうなか所の道幅を広げました。三国山湿原の最も水が多い部分の木道で前回交換してなかった部分が水に浸かり、折れそうになっている部分に捨てておいた前の部材を使って補修しました。三国山分岐の水場の橋ですが、一昨年台風で倒れた杉の木を土台に使って補修してきました。明王の禿では古い階段の残骸を撤去し、鉄の杭も抜いてきました。明王の禿から赤坂山に向かう下りの部分はここも古い階段を使って、新しい階段を設置してみました。今回は時間がなく全てを補修出来ませんでした。
花の開花状況ですが、マキノ林道では、入口のチェーンから入った左側の斜面、ここらから上にオオバキスミレが咲きますが、少し咲き始めていました。トクワカソウもここから咲き出しますが、少し咲き始めていました。これから黒河峠までの林道にトクワカソウも咲きますが、林道沿いには咲いていませんでした。オオバキスミレもあまり咲いていませんでした。黒河峠登山口にいつもトクワカソウが群生しますが、少しだけ咲いていました。林道から再度登山道に入ると陽当たりの良いところにはトクワカソウ、オオバキスミレが咲いていました。三国山分岐から明王の禿の間のトクワカソウが最もたくさん咲く所はまだつぼみでした。同じ場所にカタクリも咲きますが、まだ咲いていませんでした。明王の禿の登り坂のカタクリはつぼみがありました。結局、カタクリは下の方でも咲いているものはありませんでした。赤坂山からはマキノ高原へ降りる途中は、粟柄峠から下ってすぐ陽当たりの良いところにはトクワカソウが咲いていました。オオイワカガミは一つ咲きかけのものがあったくらいです。堰堤の下では、オオカメノキの花が咲き始めでした。
咲いていた花は次のとおりです。
ヤマザクラ、オオバキスミレ、トクワカソウ、ショウジョバカマ、ヒメヤシャブシ、アツミカンアオイ、トキワイカリソウ、イワナシ、山陰型タチツボスミレ、スミレサイシン、タムシバ、ナガハシスミレ、キブシ、ダンコウバイ、アブラチャン、ヤブツバキ、キンキマメザクラ、マルバマンサク、バイカオウレン、オオカメノキ
2020年3月26日花情報画像