【5/18追記】募集定員に達したため、申込受付を締め切りました。
高島トレイルサポーター養成講座のお知らせです。
高島トレイルは琵琶湖と日本海を望みながら中央分水嶺を歩いていただくトレイルです。その素晴らしさは豊かな自然や風景はもちろん、その標高は1,000mにも満たない山域であることから、昔から人との関わりも深く、京の都や近江と若狭、北陸とを繋ぐ街道として歴史の中にも度々登場します。
自然をより身近に感じることで、日本海側多雪地帯の西限、南限に分布するためにたくさん見られる花や、日本海から流れ込む湿気を多く含んだ雲に覆われることが多いことを要因として分布しているキノコ、またおにゅう峠の林道沿いでは中生代に海底で形成された放散虫の化石を含む地層を楽しむことができます。高島トレイルのもっと多くのことを知るとトレイルを歩くことがさらに楽しくなるという情報などを、この養成講座ではお伝えしたいと思っています。
もちろん高島トレイルで知っていれば助かる山の技術をご教授します。さらに豊かなブナの森は水源の森とも言われ、琵琶湖の自然生態系を守る貴重な自然でもあるため、カヤックから高島トレイルを眺めながら琵琶湖の知識もお伝えします。
最後は国際山岳ガイド角谷道弘さんの講義を予定しております。養成講座を修了していただいた方には、高島トレイルのサポーターとして高島トレイルの情報発信やトレイルの整備、ツアーなどイベントのサポートをしていただければと思っています。
高島トレイルの北の玄関口愛発越えから海津の東山から海津大崎までのルートを繋ぎ、朽木の桑原橋から白鬚神社までを繋ぐと琵琶湖から高島トレイルを通って高島の山を巡ることができます。白鬚神社と海津大崎などの観光地を、琵琶湖を使ってカヤックで巡ったり 、自転車ならぐるっと一周することも可能になります。このような調査にもご協力していただけるとありがたいと思います。受講料は1回500円、トレイルマップとガイドブック、さらには赤坂山の自然ガイドブックもついてきますので、とってもお得です。開催日は5月30日から来年の3月までの7回となっています。コロナの時期でもあり、どうしようかとも思いましたが、10名という少人数で基本は野外で、こういう時期だからこそより深く知ってもらえる事業、次に繋がる事業として実施することとしました。是非ご参加ください。
▼お申し込み先
〒520-1501高島市新旭町旭1-10-1
びわ湖高島観光協会
TEL:0740-33-7101(担当:吉田)
FAX:0740-33-7105
Mail : biwako@takashima-kanko.jp